バッケンで行われるサンタクロースの試験、体力テストだけで終わりません。
規定時間内でテスト合格した上位2名だけが最終試験に臨むことができるのです。
なんと長老サンタクロース・サポーターの前で英語またはデンマーク語で自己紹介を行い、その後、衣装の検査。
選ばれた国の独自性が盛り込まれていれば審査に通り、その後、世界サンタクロース会議に出席している先輩たちの前で宣誓文を読み上げなければなりません。
しかも、その言語が「HO、HO,HO」だけ。
これのイントネーションを変えながら宣誓文の内容を伝えなければならないので、サンタクロース遺伝子が入っていなければ絶対に受かることはできないでしょう。
「HO,HO,HO」だけで宣誓文の内容が伝わるまでは何度も繰り返し読まなければならず、ようやく伝わったと思ったら、今度は出席者全員の同意を得るための会議が開かれます。
これに合格したパラダイス山元さん、すごいですね。
ちなみに晴れてアジアでただ1人、サンタクロース・サポーターとなったパラダイス山元さん、会議では「日本のクリスマスの騒ぎ方はおかしい!」とか「日本のゲーム機はクリスマス・プレゼントにふさわしくない!」など厳しい叱責を受けているとのこと。
確かにその通りではありますが、パラダイス山元さんのせいではないので諸先輩方、あまり手厳しくしないでください。