過酷な内容のサンタクロース・サポーター認定テスト

現在、確認されている世界サンタクロース会議に出席できるサンタクロース・サポーターの試験はバッケンで実施されています。

一応、デンマークにはデンマークサンタクロース協会があるので、たぶん、ここが主催していると思われますが、日本人で、というかアジアで唯一のサンタクロース・サポーターとなっているマンボ・ミュージシャン、パラダイス山元さんの公式サイトではグリーンランド国際サンタクロース協会となっています。この件は後述。

まず資格審査があり、結婚していること、子供がいること、これまでサンタクロース・サポーターとして活動経験があること、さらにサンタクロースに相応しい体型(衣装や装備込みで120kg以上)であることを満たしていなければなりません。

資格審査が通ると、試験会場のバッケンまでサンタクロースの衣装を着続けなければなりません。
試験は世界サンタクロース会議の期間中なので、北半球では真夏です。

そして試験会場で行われるのが体力テスト。

煙突のある家まで贈り物が入った袋を背負って5m疾走、煙突から居間に入ってサンタクロースのために用意されたクッキーとミルクをたいらげて再び煙突を登り、国旗を振ってまた50m疾走、これを2分以内に行わなければなりません。

世界サンタクロース会議で行われる5種競技に勝つためにも、これだけの俊敏性と体力と食欲がなければサンタクロース・サポーターは務まらないわけですね。

いえ、本当は数多くの家を回るために必要なのですけれど。

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