ノーラッド・トラックス・サンタは今年も追跡を行います。
追跡システムもすごいです。
北米警戒システムのNORADレーダーと35,888km上空の熱感探知衛星、NORADサンタ・カメラ・ネットワーク、さらにカナダのCF-18、アメリカのF15やF16、日本に導入予定のF35まで参加してサンタクロースを追跡する予定です。
もっとも、戦闘機ではサンタクロースに追いつくことは不可能です。
なにしろマッハ24.3ですから。
ノーラッド・トラックス・サンタはいろいろな方法で見ることができますが、もっともカンタンなのはAndroidやiOSのアプリをインストールすること。
Google PlayストアやApp Storeで「NORAD」と検索すればアプリをダウンロードすることができます。
英語バージョンなのでわかりにくい、という人はGoogle mapでサンタを追いかけてください。
NORAD、じつは2012年までGoogle mapを使っていたのですが、翌年からMicrosoftのBing Mapsが使われており、サンタの追跡ツールそのものがWindows Azure上に構築されています。
そういえばNORADのトラックス・サンタ公式ページにもMicrosoftのロゴが表示されていましたね。
NORADも「サンタ追跡にはお金がかかるんだぜえ?」と言っているような気がします。
さすが「夢の国」を謳っていながら資本主義にどっぷり浸かっている遊園地を生み出した国だけあって、スポンサーが変わると平気でシステムまでガラッと変えてしまうんですね。
そのうち、追跡されるサンタの背中にもスポンサーロゴが入ったりして。