クリスマスと切っても切れない関係にあるのがサンタクロース。
といっても長年の歴史がクリスマスとサンタクロースを結びつける結果になっており、とくにキリストの降誕祭とは何の関係もありませんが、今ではサンタクロースのいないクリスマスなんて情熱のないサンバのように味気ないものになっています。
サンタクロースのトリビア、最初は北アメリカ航空宇宙防衛司令部（NORAD）、通称ノーラッドとの関係からです。
ノーラッドはアメリカとカナダが共同で運営している連合防衛組織で、地球上の核ミサイル発射警戒や戦略爆撃機の動向監視などを行い、危機管理を目的として設置されました。
司令部はコロラド州にあり、その地下司令部の隔壁はまさにSF映画そのもの。
そういえばアメリカのSF映画ではノーラッドがよく出てきますね。
「インデペンデンス・デイ」ではエイリアンからの攻撃を指揮するために副大統領や完了がノーラッドに集まりますが、あえなく全滅してしまいました。
前置きが長くなったので本題。
ノーラッドには24時間体制で人工衛星の状況の観測という役割もあります。
毎年、クリスマスになるとノーラッドは全アメリカ軍の情報網と人工衛星監視体制をフルに使ってサンタクロースの動向を追跡しているのです。