ギリシャ語で『青』という意味から、サファイアは名付けられました。
古くは青い石の総称をサファイアと呼んでいた時期もあり、ラピスラズリなどもサファイアと呼ばれていたのです。
サファイアにはブルーサファイアの他に、ピンクサファイアやイエローサファイアなど、様々な色があります。
しかし、一般的にサファイアと呼ばれるのは青いブルーサファイアです。
その青く輝く姿は、古代から現在に渡り、多くの人々に人気のある石なのです。
ダイヤモンドに次いで硬度の高い石のため、夫婦や恋人とも硬い絆を築く効果があります。
また、持ち主が不貞すると輝きが失せるとも言われ、浮気防止にパートナーが持たせることもあるのだとか。
逆に不義な人が持つとサファイアは綺麗には輝かないので、持つ人を選びます。
そのように聖なる石とも呼ばれ、古くはキリスト教の聖職者がリングとして持っていました。
正しい人が持てば、知性と冷静な判断力をもたらしてくれます。
青い輝きは聡明で海のように深く、高貴で強いパワーストーンなのです。
古代ペルシャ人は、サファイアは地球の台座のかけらだと思っていました。
そしてそれが映って空が青いのだと信じていたのです。
そう言われると確かに空の青のようです。
そして海の青にも見えます。
サファイアの青は、この地球そのものなのです。