新緑の映える時期、五月。
五月の誕生石はエメラルドと翡翠です。
どちらも緑の石で、やはり五月のイメージに合うから選ばれたのでしょう。
エメラルドは、世界各国で古くから魔法の石として崇められていました。
古代アメリカの先住民、エジプトの女王クレオパトラ、ローマ皇帝ネロなど、様々な国、様々な時代の人々がエメラルドを身に付けていました。
クレオパトラは自分の鉱山を持つほど、エメラルドにはまっていたのだそうです。
日本でも古くから勾玉としてエメラルドが使われていました。
エメラルドには強いヒーリング効果があり、病気なども治癒してくれると信じられていたのです。
実際に治療にも使われていました。
また、予言の力もあり、良くない人物や病気などが近づくと教えてくれるのだそうです。
病気の治癒と、予言能力。
魔法のようなその力が、身を守ってくれるのです。
ちなみに、傷のついたエメラルドを身に付けると逆に良くないことが起き、両親との関係が悪化したり、ケガをしやすくなってしまいます。
エメラルドを選ぶときは、傷に注意しましょう。
翡翠は日本独特の誕生石です。
縄文時代からエメラルドと同様に勾玉などに使われていて、我々日本人とは深い関係にある石なのです。
翡翠は願いが一つだけ叶う願掛け石と呼ばれています。
願いをその石にこめれば、一つだけ必ず叶うのだそうです。
潜在能力を引き出し、成功に導いてくれる力もあります。
中国では、古くは商売で成功するためにと、翡翠を手に商談に臨んだのだそうです。
また、浄化作用、ヒーリング力も高く、生命力も高めてくれます。
願いをかけて翡翠を持てば、生命力も上がり、成功に近づくでしょう。