鹿児島県にある霧島神宮。
6世紀、高千穂峰の山頂に山岳信仰のために建立されました。
高千穂峰は古代、天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が統治のために降臨したとされる山です。
しかし、この山は火山のため、霧島神宮も何度か噴火の被害を受けました。
炎上しては何度も場所を変えてきたのです。
そして現在は、高千穂峰の麓に神宮は建っています。
今から約500年前に、現在の地に遷されました。
朱く塗られた鳥居は、取り囲む木々の緑によく映え、特に紅葉の季節は鮮やかな彩りを見ることができます。
また、御神木は樹齢800年を超え、大きなパワーを持ちます。
山頂には、噴火で焼失してしまった霧島神宮の跡地もあります。
ここには小さな斎場と鳥居ぐらいしか現存していませんが、パワーは今も健在です。
ちなみに日本初の新婚旅行は坂本龍馬なのですが、その際にはこの地を訪れています。
きっと、そのパワーに惹かれてこの地を訪れたのでしょう。
元々パワー溢れる坂本龍馬、その人が選んだのですから、相当のパワーを感じていたはずです。
火山は大地のパワーをダイレクトに感じることができる場所です。
ここ霧島神宮も、その力に溢れています。
火山の麓で大地のパワーを感じてみましょう。