和歌山県にある高野山。
ここは真言密教の聖地とも言われています。
日本史の教科書で目にしたことがある人も多いでしょう。
高野山金剛峰寺という名前を聞いたことはありませんか?
空海が修行の場として高野山真言宗を開きました。
その真言宗の総本山が高野山金剛峯寺なのです。
最澄の比叡山延暦寺と並び、授業で習ったはずです。
古くからの歴史のある高野山金剛峰寺。
通常はお寺の本堂があり、その周囲に境内、参道という風にありますが、ここはそうではありません。
一山境内地と言われ、高野山の全てがお寺の境内であり、高野山全体がお寺なのです。
山に入れば、そこからが既にパワースポットです。
凛とした空気を感じるでしょう。
奥の院に向かう参道には、織田信長を始めとする、数多くの武将の墓があります。
上杉家、伊達家、島津家など、日本全国の有名武将がそこに眠っているのです。
そして奥の院の手前にある御廟橋。
ここを渡ると、その先が最も強大なパワースポットです。
ここからは撮影禁止で、脱帽しなくてはいけません。
身を引き締めて進みましょう。
奥の院は空海が入定した地とされています。
そしてその裏にある大師御廟。
この大師御廟では、今も空海が瞑想しているのだそうです。
遥か昔から日本を見守り続けてきた高野山、そして空海。
その力は私たちに惜しみなく降り注いでいるのです。