沖縄にある斎場御嶽。
セーファウタキと読みます。
御嶽とは、神様の居場所、神様が訪れる場所のことで、沖縄には各地にあります。
御嶽では神々の祭事が行われてきました。
国始めに琉球の始祖である神、アマミキヨが作ったとされた七つの御嶽。
その中でも最高位と言われる御嶽が斎場御嶽なのです。
斎場御嶽は知念半島の森の中にあり、大きな岩や祭壇が祀られています。
神々が訪れる場所ということで、やはりここにも大きな力があります。
緑の中を進んで行くと、その道からも力を感じるでしょう。
そこにある葉の一枚、木の一本一本にも意味があるとされ、伐採は禁じられています。
周りのもの全てがパワーを持っているのでしょう。
世界遺産にも認定され、近年では多くの人がその地を訪れます。
しかし、元々は神事を行うのは沖縄では女性に限られていました。
御嶽の中には今でも男子禁制のところもあります。
琉球の国王でさえも、御嶽に入る際は着物を女性のように着付けて入ったといいます。
斎場御嶽は男性も入れますが、やはり女性の方がその力を受けやすいようです。
そのため、女性にお勧めのパワースポットとして人気があるのです。