タイの東北部のイーサン地方に古くから伝わる願掛け人形『プードゥー人形』。
毛糸がぐるぐると巻かれた大きな頭が特徴で、見た目が可愛く人気があります。
手足も針金に毛糸をぐるぐると巻いていて、様々な色があります。
その色によって願いが変わるのだそうです。
白だと包帯をぐるぐる巻いているミイラ男のようですね。
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元々はそのように単色のシンプルなお守りでした。
しかし近年、この人形を現代風にアレンジし、『ポクポン』という名前のお守りが流行っています。
現代風に服を着せたり、髪をつけたりアレンジしたりして、何百種類もあるのだとか。
雷様のようなものや、悪魔の姿をしているもの、頭がきのこのようになっていたりと、もう元来の姿を思い出せないようなものもあります。
それでもそれらには全て意味があり、その種類の数だけ様々な願いに対応しているのです。
ポクポンを初めて見ても、お守りだとは思わないでしょう。
可愛いポップな人形としか思えません。
それが現代風にはいいのでしょう。
『ちょっとお守りとかって、古臭くない?』
と思うような若者には。
お守りも進化をするのですね。
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