兵庫県の有馬温泉の近くに、湯泉神社という神社があります。
平安時代から続くこの神社は子宝・子授けの神として有名です。
子宝を望む人は有馬の湯に入り、この神社で祈願すれば子宝を授かると言われています。
そんな湯泉神社ですが、お守りもやはり子宝祈願が人気です。
子授けのお守りは『玉鉾(たまほこ)さま』『阿福(おふく)さま』というお守りです。
そして『玉鉾(たまほこ)さま』を女性が、『阿福(おふく)さま』を男性が持っていると、子宝に恵まれると言われています。
日本ではこういった神社は意外と多いですね。
湯泉神社のお守りも、平安時代の風習に端を発しているのです。
平安時代、子宝に恵まれない人々は、夜更けに子授けの祈願をしていたのだそうです。
湯泉神社の近くの有馬温泉は、子宝の湯として昔から親しまれています。
その温泉の中にも『玉鉾の湯』『阿福の湯』という温泉があります。
『玉鉾の湯』は女性用、『阿福の湯』は男性用の温泉です。
入浴するだけで子宝を授かりそうですね。
たまには、のんびりと温泉に浸かるのもいいかもしれません。