2013年は巳年です。
神社などでも、ヘビを祀っているところもあり、せっかくなら巳年ならではのところに初詣に行ってみてはどうでしょうか。
ヘビは縁起の良いものとされていて、夢に出てくると金運が上がるとも言われています。
そういったこともあって、ヘビが祀られている神社もあるのです。
まずは鳥取の多鯰ケ池弁天宮。
多鯰ケ池という深い池があり、その池に白蛇の化身お種が身を沈めたという伝説があります。
そのお種が弁財天とともに多鯰ケ池弁天宮に祀られているのです。
お種は、長者に使用人として仕え、富をもたらしました。
しかし、その正体がばれたため姿を消し、その長者は次第に衰退していったそうです。
やはり白蛇は金運をもたらしてくれていたのでしょうか。
宮城県には金蛇水神社があります。
昔、刀鍛冶が水の綺麗なこの地に住み着きました。
しかし、カエルの声に邪魔されてなかなか集中できないでいました。
そんなとき、ヘビの姿を金で作って田に入れたところ、その声が鳴き止み、宝刀を作ることができたのです。
その金蛇をこの水神宮に奉納し、それがご神体とされ、名前も金蛇水神社となったのです。
やはりこの神社も金運や商売繁盛などに効果があります。
熊本には白蛇神社という神社があるのですが、ここではこの地で発見された白蛇が祀られています。
それも本物の、生きた白蛇です。
三体の白蛇が祀られており、実際に触れて祈願もできます。
生きたヘビを祀ってあるところは大変珍しく、実際に足を運んで見てみると、とても神秘的に見えます。
願い事を叶えてくれそうで、白蛇ということから金運を上げたいと願う人が多く、宝くじを持ってくる人もいるのだとか。
巳年に実際の白蛇に触れられれば、とても縁起が良さそうですよね。
そのように、ヘビが祀られている神社も多いので、ぜひ巳年にはヘビにまつわる初詣をしてみましょう。
⇒ 干支の性格