新年を迎えると、実家に帰省したり、年始回りに行ったり、年末年始を利用しての家族旅行や、友人との新年会など、なかなか忙しい日々が続く人もいるでしょう。
初詣に行きたいと思っていたけれど、気がつけばお正月ムードも終わってしまい行きそびれた、なんてこともあります。
初詣は三が日に行くものと考えている人が多く、それを過ぎてしまうと足が遠のいてしまうようです。
しかし、実際に初詣はいつまでに行けばいいのでしょうか?
『初詣は松の内まで』と言います。
松の内というのは、正月の門松や松飾りを飾っておく期間のことです。
年神様は松飾りの出ている家に寄ります。
つまり、その松飾りを出している期間は神様が降りてきているので、その間に初詣に行くのです。
松の内は、本来は15日ぐらいまでのことを指しました。
しかし、江戸時代頃から一般的に7日までになったのです。
ただ、関西では15日までを松の内とするところもあるようです。
初詣は三が日を超えても、松の内ならば大丈夫です。
松飾りを仕舞う前に、初詣に行きましょう。
では、松の内に行きそびれた場合は、どうしたらいいのでしょうか?
厳密に言えば松の内に行くものですが、行けるときに行けば構いません。
その年の最初の詣でが初詣なのです。
遅れてしまっても、その一年を健やかに幸せに過ごせるよう、お参りに行きましょう。