タイ、バンコクにあるエラワンプーム。
ヒンドゥー教のブラフマー神を祀っている祠です。
1950年代に、近くのホテルの建設工事の中で事故が相次ぎ、それを鎮めるためにこの祠を建立しました。
すると事故は収まり、無事にホテルは建てられたのです。
その後、願い事の叶う神様として人々に広まり、多くの人が祈願に訪れるようになりました。
実際に素敵な恋人と出会えたり、玉の輿に乗れたり、くじで大金を手に入れたりしている人がたくさんいるそうです。
その噂は日本にも届き、日本からも多くの人が訪れています。
参拝の仕方は、まず入り口を入ったところでお参りセットを購入します。
これはお花と線香とロウソクがセットになっています。
入る前にも売っているのですが、ぼったくられる売り場もあるので、中で購入するようにしましょう。
ブラフマー像は四つの顔を持っています。
その四つの顔に、それぞれお花と線香を手向け、お願いをするのです。
お願い事は具体的なものにしましょう。
また、名前と住所も伝えるようにします。
外国ですから、神様が迷ってしまうといけませんので。
それで祈願は終了です。
願い事が叶ったら、タイダンスを奉納します。
これは踊ってくれるタイのダンサーがいますので、その人たちにお願いしましょう。
エラワンプームに行くと、常にこのダンスを見ることができます。
それだけ、叶っている人が多いということなのです。
叶ったらすぐに行かないといけないわけではありませんが、タイに行く機会を作ってタイダンスを奉納するようにしましょう。
エラワンプームには願い事を叶えるご利益があるのです。