人を呪わば穴二つ。
他人を呪えば、自分にもその呪いが返ってくる、という意味の言葉です。
恨みや呪いというのも、ある種の願い事です。
人を貶めたい、人を蹴落としたい、ということですから。
しかし、この願い事を叶えようとすれば、それは自分にも返ってきてしまいます。
ネガティブな思いは、ネガティブな気を寄せ付けます。
誰かを傷つけたいと思えば、負の力が寄ってきてしまうのです。
強く願えば願うほど、自らの身も危険にさらすことになります。
誰かの不幸を願えば、自分にも不幸が訪れるのです。
そうまでして、誰かの不幸を願いますか?
本来、願い事は誰かを蹴落として、自分がその上に立つことではありません。
自らが上に上がることです。
幸せになることに、人は関係ありません。
誰かと比べないと幸せになれないのであれば、きっといつまで経っても幸せを感じられないでしょう。
願い事は明るくポジティブに。
ネガティブな願い事はあなただけの願いですが、ポジティブな願いは皆の願い事です。
自分だけが幸せになるのではなく、周りの人と共に幸せになれるような願い事の方が、ポジティブな気が充満し、叶いやすくなるのです。
ネガティブな願い事はやめて、ポジティブな願い事を祈願しましょう。