京都にある妙徳山華厳寺。
ここは通称、鈴虫寺と呼ばれています。
秋だけではなく、四季を通じていつでも鈴虫の音色を聞くことができるからです。
そんな鈴虫寺ですが、願い事を叶えてくれるお寺としても有名なのです。
まずお寺に行くと、鈴虫の音色と共に、住職さんたちの説法を聞くことになります。
悩みから解き放たれて欲しいという気持ちを込めて、お話ししてくれます。
その説法だけでも、意識に変化があったり、心が軽くなったりするのだそうです。
そして山門の脇に立っている幸福地蔵さんに、お願いをします。
このお地蔵さんはわらじを履いており、祈願した人のところまで歩いて救いの手を差し伸べに来てくれるのです。
お願いは、今一番叶えたい願い事を一つだけ祈願します。
具体的な願い事を唱え、お地蔵さんが道に迷ってしまわないように、自分の名前と住所を一緒に言います。
そしてお守りやお札を授かり、常に自分の側に身に付けておきましょう。
お守りやお札は、願いが叶ったら鈴虫寺に納めに行きます。
そしてまた新たな願い事をして、お守りを授かるのです。
お守りは一年で効果が薄れてしまいますので、叶っていなくても納めるようにしてください。
願いは一つずつ、新たなお守りと共に叶えていくのです。
ちなみに、恋愛系の願い事に特に効果があるそうで、交際→結婚→出産と一つずつでも着実に願いを叶えた人もいるそうです。
今一番叶えたい願いを、鈴虫寺のお地蔵さんにお願いしましょう。