有言実行は言挙げそのもの

不言実行という四文字熟語があります。

意味は言わずとも分かるとは思いますが、とにかく、あれこれ理屈を述べずにやるべきことをやり遂げる、ということですね。

なかなかできることではないので、確かにカッコいいのですが、それは結果を出してからの評価。

途中、何をやっているのか、ぐらい言ってくれないと協力もできないし、不気味でもあり、また現代ではコミュニケーションの弊害でもあります。

また不言実行を心がけると、途中で心が折れた時でも、誰にも何も言っていないから止めちゃお、という不埒な気持ちになるのが大方の人間です。

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心の中で「誰も見ていないから止めちゃお」と呟くことも、言霊の仕業ではありますが。

そこで現代、不言実行の対語として生まれた有言実行の方がずっと目標を達成しやすいことは間違いありません。

有言実行、まさに言挙げそのものですね。

目標を自分自身ではっきりと言うこと、書くことによって明確にし、それを周知させることで自分を鼓舞させ、プレッシャーを与えるわけです。

これは言葉に魂を込めないと、目標を達成できなかった時に周りから何を言われるか分かりません。

言っちゃった!と後悔しても後の祭り。

目標を掲げる時はできるだけ有言実行、言霊を利用してください。

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