色にはそれぞれ効果があります。
部屋の色調を変えるだけで体調にも変化があるのです。
体に病気などに合わせた色の布を貼り病気を治そうとする、カラー治療という療法もあるほどです。
また、目隠しをした人を青い部屋と赤い部屋に入れてその状態を観察したところ、違う症状が見られたというのです。
青い部屋の人は血圧などが下がり落ち着いていました。
反対に赤い部屋の人は体温や血圧が上がり、暑く息苦しく感じられたのだそうです。
視覚からはいってくる色だけではなくて、その色の力は肌で感じられるようなのです。
そのように、青色は人を落ち着かせる効果があります。
興奮してしまったり冷静になりたいとき、空などを見上げるといいかもしれません。
反対に赤色は人を興奮させ、体温を上げます。
冷え性の人などは近くに赤いものを置くと効果がありそうです。
黄色は消化不良や便秘、神経性胃炎などに効果があります。
消化器系の不安があるのであれば、トイレなどに黄色いものを置くと効果があります。
緑色は自然の色で、バランスと調和を整えてくれます。
心臓や血圧を健康な状態に保ってくれるのです。
また、腫瘍にも効果があり、腫瘍部のバランスも調整してくれるのだそうです。
そのように、色にはそれぞれ様々な効果があります。
そのときどきの気分や体調によって、色の持つ力を試してみましょう。