太陽の光を浴びないと不健康になります。
北極圏などで白夜の反対に『極夜』という太陽が一日昇らない日があります。
この時期が二ヶ月続く地方もありますが、その時期には女性の月経が止まったり、男性は性欲が減退するのだそうです。
太陽光を浴びないために、ホルモンの影響が出ているのだそうです。
それだけ、太陽の光は必要なのです。
また、太陽が出ている時間が少ない冬などには鬱病になる人が多く、季節性鬱病と言われています。
太陽の光を浴びることで、ビタミンDという成分が体の中で作られます。
日中、皮膚が紫外線を浴びることで、形成されます。
ビタミンDは血液中のカルシウムの維持や、骨密度の維持に欠かせないものなのです。
他にも脳内では記憶力などを保ち、ボケ防止にも役立ちます。
さらに高血圧や心臓発作、糖尿病などの予防にも繋がり、ガンさえも予防する力があるのです。
何かを摂取するのではなく、太陽の光を浴びるだけで作られるのですから凄いですよね。
太陽光で作られるため、太陽ビタミンとも言われています。
しかし近年、このビタミンDが不足している人が多くなっていると言うのです。
夜型の生活リズムや、太陽光を浴びないようにする、日焼け止めクリームなどの使用などが原因のようです。
もちろん、あまり浴びすぎるのは逆効果になってしまいます。
週に3日ほど、1日に約15分間の日光浴で十分です。
日差しが強い時間に日焼け止めを塗らずに、肌の4割程度をさらすぐらいで日光浴をしましょう。
それぐらいなら気持ちよく日光浴ができるのではないでしょうか?
それで十分なビタミンDが形成されるのです。
太陽の光を浴びて健康になりましょう。