全国各地の「伝統的工芸品」が見られるのですから、もう少し「伝統工芸 青山スクエア」について説明しましょう。
イベントや特別展も定期的に行っています。
その中で目立ったのが「産地選抜第２回 DENSANザ・職人展～かっこいい職人男子大集合～」というイベント。
長ったらしいタイトルで中身が伝わらない、いかにも今風な広告屋が考えたようなイベントですが、中身はいたって真面目で、全国の伝統的工芸品を作る職人の若手が現代的なセンスで作ったプロトタイプを投票で順列を競うというもの。
イベント開催中は若手職人のトークショーや実演なども催されており、活況を見せていました。
第２回と銘打ってあるので今後も続くことでしょうけれど、やはりこういったイベントは若年層を伝統的工芸品に惹きつける要因になりますし、若手職人の大きな励みになることは間違いありません。
またイベント以外では外国人インターンシップを活用、外国人が伝統的工芸品産地をレポートしてインターネットで全国に発信する産地紹介業務委託者を募集するなど積極的なクール・ジャパンの活動を行っています。
日本文化の伝承者を目指す転職者には参考になる情報がぎっしり詰まっているところです。