就職活動を中途で行う、という場合には、心得ておかなくてはならないこと、というものがあります。
中途、ということは転職希望先も、「既に会社で一通りの何かをこなしてきた人」という見方をします。
学生で新卒の就職の場合、まだ学生だから仕方がないと思ってもらえるかもしれませんが、中途の場合には、働いてきたんじゃないのか?という見方をされる、ということです。
面接の際にどういった業務をしてきたのですか?と履歴書を見ながら聞かれると思います。
そんなときに「えっとぉ・・」「とかー」なんて言葉を使えば、何をしてきたんだ?とレベルの低い人、という印象を与えてしまいます。
面接の際には、今までに行ってきた業務について、どういったことをどのようにこなしてきたか、その成果はどのようなものか、というものを、自慢にならない言葉で、相手に伝える必要があります。
中途の場合は、その経験がものをいいますから。
転職先の企業に、自分が入社すれば、こういったメリットがある、ということを、伝えるのは難しいのですが、例えば、「総務で事務を行ってきたので、文書作成、表計算など基本的なことは勉強させていただきました。
また、営業会議等に出席し、各営業マンのスケジュール管理などを行ってきました」というように、さりげなく、してきたこと、出来ることをアピールしていきましょう。
もちろん、全く違う職業に転職という場合もあると思います。
そういった場合には、「今まで営業で培ってきたコミュニケーション能力を生かして、お客様に好かれるような販売をしたい」とか「この仕事に尽きたい、という一心で資格を取得してきました」と、相手に前向きだな、という印象を与える言葉を使っていくことも必要になります。
一度社会にでている経験を最大限に活かすこと、それが大切なのです。