出世した歴史上の人物というと、やはり豊臣秀吉が浮かびます。
秀吉は幼い頃から、稲荷五社を信仰し、五社の神、五柱の神様が大活神として守護してくれるように祈っていたそうです。
豊臣秀吉は天下統一を果たした人物。
もちろん、秀吉自身の努力もあって天下統一となったのですが、関白太政大臣の座に就いた時、聚楽第の造営の際に稲荷五社を勧請したのです。
翌年の御陽成天皇が聚楽第に行幸の際、この人社に出世という称号を与えられ、出世稲荷の語源になった、としています。
他にも語源の説はありますが・・。
この出世稲荷は、商売繁盛・家内安全・開運成就ということで、就職にも幸運をもたらすとされています。
不況の時代が長く続くこの状況で、出世稲荷に訪れる方は多くなり、ここで就職祈願をされていく、ということです。
天下統一まではいかずとも、家庭をしっかり幸せにできるように、就職祈願をしっかりしたいですよね。