単語帳や問題集。
手垢が付いたりしてボロボロになったものが一冊はあるはずです。
受験が近くなってくると、今までの問題集だけじゃ不安になってきます。
本当にこの勉強法で合っていたのだろうか?
今からでも間に合う他の参考書があるんじゃないか?
そんなことを思って焦ってきます。
しかし、直前に新たなことをやっても身に付きません。
それが逆に戸惑いを呼び、不安をより大きくしてしまいます。
受験が近くなってきたら、新たな問題集や勉強法に手を出すのは止めた方が賢明です。
どうせ身に付きません。
それよりも、今までやってきた問題集を手に取りましょう。
そこに書き込まれた自分の文字。
何度も読んだページ。
新しいことを覚えようとするのではなく、今まで覚えてきたことを確認するのです。
うろ覚えだったところは記憶に定着するでしょう。
そして、それらを確認することで、今までやってきたことに自信が持てるはずです。
勉強してきた日々も思い起こせます。
その日々の積み重ねは、決して裏切りません。
信じましょう。
受験当日にもその参考書を持参すれば、落ち着いて臨むことができるはずです。
今までのあなたの努力を知っている参考書。
それはあなたにとってはお守りのようなものなのですから。