神社などでも聞く『縁結び』という言葉。縁とは、人の運命や繋がりのことを言います。縁結びとは、その縁を繋げることです。
多くの場合には、男女の仲を繋ぐものとして使われています。
ですから縁結びの神様=恋愛の神様、と思われているのです。
『運命の赤い糸』も縁を結んでいます。
人の縁を糸のように考えると、それを結べば人と人が繋がります。
元々は他人だった男女が、恋人になり、家族になるのですから、そこに縁はありますよね。
生まれる前から繋がっていたものか、或いは生きているうちに繋がったものかはわかりませんが、そうやって人は縁を繋いで紡いでいくのです。
そのように、縁を結ぶというのは男女のことが代表されますが、決してそれだけではありません。
友人や会社、学校、人は様々なものと繋がっています。
今手にしているもの、目にしているもの、すれ違うだけの人でさえも、そこには縁があって繋がっているのです。
地球には何十億もの人がいて、同じ時代に同じ国、地域で出会う人なんて、すれ違うだけだって奇跡のようなものです。
それもまた縁です。
男女だけではなく、それぞれの人や会社、物などにも縁の糸はあり、今まで出会ってきた人や物とも縁は繋がっているのです。
そう、ですから縁結びというのは、男女の関係だけではなく、これから出会う人や物にも繋がるものなのです。