縁結びという言葉が、私は大好きです。
結婚する、ということよりも、一緒になる、ということよりも、縁結びによって結ばれた、という言葉が好きなのです。
私は、縁結びの祈願をしただけで、幸せな良縁に恵まれる、という風には思っていません。
その良縁を願う人の思いが強ければ強いほど、幸せがその先に待っていると思っています。
私もまだ人生40年の未熟者です。
男女間の何もわかっていない人かもしれないな、と思います。
一生を誓ってプロポーズしてくれた主人が、いつ何時、他の人を好きになるのか、また不慮の事故で亡くなってしまう、ということもあるかも知れないな、という気持ちがあります。
だからこそ、縁を願うのです。
どんなことがあっても、切れない重さを持った縁。
そんな縁を貫き通すことができたら、きっと幸せな人生なのだろうな、と思います。
世の中で、たった一つの縁を願う、という縁結びもあれば、色々な人との良い出逢いが、仕事や学校での良い時間を願う縁もあります。
人によって、その願う縁は、まったく違うものであり、似通ったものでもあるでしょう。
縁を大切にする心。縁を願う心。
強く誰かのことを祈り、幸せを願う心は、何物にも変えがたい素晴らしい思いだと思うのです。
学生の頃の淡い願いの縁結び。
これから先の良縁を願う縁結び。
自分の心を強くして、その人生の未来を考えた縁結びのお祈りは、きっと未来の自分を前向きに変えていく手段になると思います。
どうぞ、皆さんが幸せな沢山の縁に恵まれますように。