携帯電話をデコレーションする、「デコ電」。
若い方は、これでもか!というくらい、きらびやかなデコ電を持っていますよね。
このデコ電で、縁結びを願うということができる、というのは、ご存知でしょうか?
デコ電に色々な種類があります。
キラキラ光るスワロスフキーやビーズなどを使用したデコ電もありますが、蒔絵シールを使った縁結びのデコ電というものもあるのです。
これ、ちょっと詳しく知りたいでしょう。
蒔絵、というのは、日本で古くから伝わる民間工芸です。
伝統的なものなのですよね。
この蒔絵は、漆器の表面に漆で文様を書き、その漆を接着剤として、金箔などを蒔きつけて絵柄にする、ということで、蒔絵、と呼ばれるようになったというものです。
このデコ電の蒔絵を縁起のいい昇り龍や風塵雷神といった神様を模すことで、良い縁に恵まれる、ということが言われているのですよ。
とても大人っぽい感じの携帯になります。
実は、友人が、昇り龍のデコ電(彼は、42歳という年齢)をして、今までうまく行かずにいた取引先と、ある縁ができ、仕事がぐぐっとスムーズになった、ということなのですよ。
デコ電にも、縁起物をつけることで、縁を呼ぶ力がある、ということなのですよね。
彼は、このデコ電にしてから、この絵柄を見るたびに、「昇り龍のように、気持ちを前向きに、上に上にがんばるぞ!」という気持ちを強く持っていたそうです。
そうそう、縁は前向きな人に訪れる、ということですよね。