東京で縁結びというと、東京大神宮でしょうね。
昔、伊勢神宮へ先輩をする、ということは、一生をかけての大事、といわれていたようです。
明治天皇のご裁断によって、東京における伊勢神宮ということで、明治13年に創建されたのが、東京大神宮です。
関東大震災移行は、現在の場所に移ったということです。
この東京大神宮で行われていたものが、世間に広がったという、「神前結婚式」現在でも、古式ゆかしき結婚の儀式が厳かに行われているのです。
ご祭神は、天照皇大神、豊受大神、天之御中主神また、倭比賣命を奉斎している、ということから、天地万物の生成化育により、結びの働きを司る造化の三神が祀られている、ということで、縁結びのご利益あらたか、ということになっているということです。
伊勢神宮に参らずとも、東京大神宮に参れば同じ神様を祈ることと同じ、ということでしょうね。
伊勢神宮に参りたいけれど、参ることが出来ないという方は、昔でなくても、現代にたくさんいらっしゃると思います。
そんな方々が、良縁を求めて、東京大神宮に参りにくる、というのも、時代は変わっても、人間の心の中は変わっていない、ということにつながるようで、何か安心感のようなものがありますね。