遠野駅から車で5分の所に、文殊菩薩、千手観音、不動明王の卯、子、酉の神様を祭っている卯子酉神社があります。
この卯子酉神社の赤い鳥居をくぐっていくと、たくさんの赤い布が、木の枝に結ばれていることに気がつきます。
緑の中に赤い鳥居、その鳥居の奥には赤くひらめくたくさんの布。
昔、ここには大きな淵があり、その淵の主に願いをかけると、男女の縁が結ばれる、ということがいわれていたのです。
良縁を願うたくさんの人たちが、この地にやって来るそうです。
非常に小さな祠があるというだけの卯子酉様ですが、しんとしたその場所は不思議な空間に感じます。
赤い布はここに売られていて、100円で購入します。
その赤い布に願いを書いて、祠の前の木に「左手だけで」結びつけると、縁結びの願いが叶うと言われているのだそうです。
願いを書く時にも、左手で書くことが必要です。