茶柱が立つと縁起が良い。
聞いたことあるかと思います。
実際に立っている茶柱を見たことがありますか?
あまり見たことがないかもしれません。
しかし、縁起が良いのであれば、立たせてみたいですよね?
茶柱とは、お茶を煎れたときの茎の部分です。
お茶を煎れる際、煎茶などでは通常は葉っぱのみを使うので茎の部分は入れません。
丁寧に葉を摘んである高級なものは、まず茎の部分は入らないのです。
煎茶より、茎の部分も使う番茶を選びましょう。
最近では急須には茶葉が入らないように細かい網が付いているものが多くあります。
これだと茶柱は注がれませんので、網のないものや細かくないものを使います。
茶柱は普通に注がれても横になるだけです。
上下で重さを変えるために、3分の1ぐらい片側をスプーンなどで潰しておきます。
すると重さが変わるので、茶柱が立ちやすくなります。
これで立っている茶柱を見られます。
しかし、茶柱が立つというのは、珍しいからこそ重宝がられて縁起が良いと思われているのです。
本来ならこのように狙って立たせるものではありません。
ただ、人に対して行うのはアリではないでしょうか?
それで人が喜ぶのであれば。
出されたお茶の茶柱が立っていたら嬉しいですものね。