招き猫は商売繁盛を呼び込みます。
招き猫をよく見ると、右手を挙げている猫と左手を挙げている猫がいることに気がつくでしょう。
これには意味があるのです。
右手を挙げている猫は金運を招きます。
そして左手を挙げている猫は人(客)を招くというのです。
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どちらにしろ、商売繁盛に繋がります。
招き猫には三毛猫が一般的です。
三毛猫は船に乗せると船が遭難しない、など縁起が良いとされていたためです。
近年では他にピンクや青色、金色などの招き猫もあり、それぞれに『恋愛成就』や『学力向上』『交通安全』などの意味合いが込められていたりします。
招き猫発祥の地、と呼ばれるところはいくつかあり、その逸話はいくつも残っています。
猫に手招きされてお寺に行ったら、突然降ってきた豪雨にあわずに済んだ。
猫に招かれたお陰で、劣勢だった戦に勝利できた。
雨宿りしていたら猫が手招きをするので行ってみたら、さっきまで雨宿りしていた木に雷が落ち、命を救われた。
このように諸説あり、どれが起源かはわかっていません。
しかし、どれも猫に救われ、それにあやかって作られたようです。
ちなみに、猫が招いているのは、顔を洗っている姿から来ているのだそうです。
だから雨の話が多いのでしょうか。
雨が降りそうだったりして湿気が高いと猫は髭を整えるために、顔を洗うような仕草をしますので。
そう考えると、招き猫は顔洗い猫でしょうか。
猫自体に福がありそうですから、顔洗い猫でも福は呼んでくれそうですよね。
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