「厄除け祈願」カテゴリーアーカイブ

流し雛で厄も流す!

流し雛という風習を知っていますか?

雛祭りの頃に行われる風習で、その名前の通り、雛人形を川に流すのです。

これは京都の下鴨神社や、佐賀の松原神社など、各地に伝わっています。

この流し雛の風習は平安時代からあり、これが元で雛祭りができたとも言われています。

流し雛は、厄を流すものです。 続きを読む 流し雛で厄も流す!

獅子舞にも厄除けの効果

新春やお祭りなどの行事でよく見られる獅子舞。

この獅子舞にも厄除けの効果があります。

獅子舞と言うと、一般的には赤い獅子の頭と緑の唐草模様の胴体でしょう。

一人で行うものもあれば、胴体部分を二人が入る大きなものもあります。

獅子舞は人々の間を踊りながら舞い、そして頭を噛んでいきます。

獅子舞に頭を噛まれるとその年は無病息災で過ごせると言われ、厄落としにもなるのです。 続きを読む 獅子舞にも厄除けの効果

縁起が良い餅で厄除け

餅は縁起が良い食べ物とされています。

そのため、厄除けにも用いられます。

餅はお正月には欠かせません。

鏡餅にもなり、お雑煮や七草粥などに入れられます。

平安時代には行事やお祝い事の際に、天皇や貴族たちの間で食べられていました。

それが庶民にも伝わり、餅はお祝いの席などで食べられるようになったのです。 続きを読む 縁起が良い餅で厄除け

おはじきで厄をはじく!

博多には『博多おはじき』というものがあります。

おはじきと言えば、ガラスでできた子供の玩具です。

おはじきをはじいて相手のおはじきに当てたりして遊びます。

中国から伝わったとされ、古くは奈良時代にまでさかのぼるのだそうです。

貝殻や小石、植物の実なども使われ、ガラス製になったのは明治時代と、結構最近のことです。 続きを読む おはじきで厄をはじく!

修行で心を洗って厄を払う

心が乱れてくると、体にも異変が現れます。

病は気から、とはそういうことです。

反対に風邪ぐらいなら気合で治せることもあるでしょう。

気持ちはそれだけ大事なものなのです。

では、気持ちを落ち着かせるためには、何をしたらいいのでしょうか?

人により様々でしょうが、おすすめは修行です。 続きを読む 修行で心を洗って厄を払う

中国の厄払いの話

中国にも厄年はあります。

元々、日本の厄年も中国の陰陽道に由来すると言われていますが、中国の厄年は日本のものとは多少違っています。

中国では、自分の生まれた年の干支が厄年と言われているのです。

ねずみ年生まれならば、十二年に一度、ねずみ年が厄年になります。

日本なら年男・年女と、自分の干支は少しおめでたいようにも感じますが、中国では違うのです。 続きを読む 中国の厄払いの話

トルコの厄払いの話

トルコにも厄年はあります。

宗教によっても違いますが、一般的には男性が23歳、43歳、63歳、女性が13歳、33歳、53歳と20年ごとにあります。

厄年があるのならば、やはり厄払いもあります。

厄を払うために、親戚や友人が集まって、等身大の泥人形を作ります。

その人形に原色の服を着せて、川などの水に流すのだそうです。 続きを読む トルコの厄払いの話

エジプトの厄払いの話

エジプトの厄年は4歳から4年ごとに、56歳まで続きます。

最も多く厄年が訪れる国ではないでしょうか。

オリンピックやワールドカップと同じ間隔で、厄年がやってくるのですから。

厄払いの方法としては、隣近所の老人の家を回り、布地をもらいます。

そしてその布地を継ぎはぎ合わせて衣服を作り、身に着けるのです。

その服が厄払いになると考えられているのです。 続きを読む エジプトの厄払いの話