京都市の上京区、千本釈迦堂では寒い冬、二十四節気の「大雪」を迎えると、大根だきという行事が行われます。
千本釈迦堂、大報恩寺の大根だきは、この地域で有名な行事です。
釈迦が悟りを開いたとされる日を祝うというもので、地元の方々が野菜を供えて祝った、ということから始まったものです。
鎌倉時代、大根の切り口に梵字を書き、魔除けにしたというのが、この行事の始まりのようです。 続きを読む 厄除けに大根だき
京都市の上京区、千本釈迦堂では寒い冬、二十四節気の「大雪」を迎えると、大根だきという行事が行われます。
千本釈迦堂、大報恩寺の大根だきは、この地域で有名な行事です。
釈迦が悟りを開いたとされる日を祝うというもので、地元の方々が野菜を供えて祝った、ということから始まったものです。
鎌倉時代、大根の切り口に梵字を書き、魔除けにしたというのが、この行事の始まりのようです。 続きを読む 厄除けに大根だき
厄払いの習慣、こういった儀式等、実は平安時代から始まっていたのです。
平安時代には、すでにある年齢になると、神社などで厄除けの祈願、お祓いを受けていた、ということですから、かなり歴史のある祈願といえますね。
厄年は男性女性ともに違いますが、男性の42歳、女性の33歳は、特に重要な年齢といわれています。
ただこれは、昔、男性が42歳くらい、女性が33歳くらいに体もだんだん弱くなり、病気などをしやすい、ということから、厄除けをしていたのかも?という説もあります。 続きを読む 厄とは何でしょう?
厄除け祈願は、やはり神社やお寺で行った方がいいと思いますが、行く暇がない、どうにもならない、何となく怖いなあという方は、自分で出来る厄払いもあります。
しかし、絶対的に効果あり、ということではなく、お守り程度に考えておくこと。
きちんとした昔からある厄除けのお祓いではありませんから。
自分で出来る厄払いとして、水晶系のパワーストーンを付けておくといいと言われます。
但し、お店で購入する時には必ず、浄化済みのものを購入しなければ意味がありません。 続きを読む 自分で出来る厄除け
川崎大師の厄除け祈願は有名ですね。
この御本陣は弘法大師。
弘法大師が中国にいたとき、みな幸せになれるように、という思いを込めて掘られたものといわれています。
兼乗が42歳の厄年に、夢を見て、公法大師の像を発見した、ということから、厄除けのお大師様として有名になったようです。
お参りだけ済ませる方も多いようですが、できれば、お護摩札をいただくことがいいのかな?と思います。安心ですよね。 続きを読む 川崎大師の厄除け
厄除け祈願は、自分が住んでいる地域の神社などで行うと思いますが、地域によってもいろいろな方法があります。
神社や寺などで行う厄除け祈願が一般的ですが、地域によっては、元旦・節分・旧正月などにも行います。
厄除けというのはここでやるもの!という決まりがなく、自分に悪いことが継続した時などに、思い立っていく、というのもいいでしょう。 続きを読む 厄除け祈願の「いろは」
大正時代に大阪の商人の間で発祥した風習が、恵方巻き(えほうまき)。
最近はコンビニエンスストアにも、豆まきの季節になると「恵方をむいたかぶりつこう!」と恵方巻きが置かれていますよね。
発祥当時は、節分の時期につけあがったおいしいお新香を、乗り巻きにして食べていたとか。
商売繁盛祈願という意味合いが強く、景気づけの一種として行われていたものです。 続きを読む 恵方巻きも厄除け祈願
厄除けというと、節分があります。
厄年の厄除けは、神社等にお参りに行き、厄除け祈願を行いますが、豆まきは鬼(厄)を退治する、1年に1度の大切な厄除け祈願です。
最近は見かけなくなりましたが、昔、節分になると、必ず見かけていたもの、欠かせないものがありました。
それが、イワシと柊(ひいらぎ)。 続きを読む 厄除け効果にイワシと柊(ひいらぎ)
日本には昔から、塩で清めるという風習があります。
何か忌み嫌うことが起こったとき、「塩をまけ」といいますし、お葬式やお通夜から帰ってきた時には、お塩を体にふって清めます。
沖縄にも、やはり塩で清めるという風習があります。
沖縄では、その方言で塩のことを「マース」といいます。
マースは清めの塩として、古くからお守り袋に入れて持ち歩いていたようです。 続きを読む 沖縄の厄除け「マース」
天下の奇祭、鬼橋鬼まつりは、安久美神戸神社で行われます。
愛知県豊橋市八通にあります。
2月10日の前夜祭からスタートするこの奇祭。
五穀豊穣、無病息災を願う祭りとして盛大に行われますが、この時にタンキリ飴という飴を白い粉と一緒に撒き散らします。
日本建国神話の田楽の舞で、法然と厄除けの祭りとして約千年前から行われている、という非常に歴史ある祭りです。 続きを読む 厄除け祈願の飴