毎日の生活の中で、「季節」を感じることはありますか?
目の前のことに追われて、気づいたら季節が変わっていた。
コンピューターや便利な機械に囲まれて自然から離れてしまっている。
そんなとき、古くから日本に伝わる季節の行事を生活に取り入れることで、季節を感じてみませんか?
節分、ひな祭り、お月見、年越しそば……
おなじみの行事にも、みな由来があり、さまざまな願いや知恵が込められています。 続きを読む 四季を楽しむ暮らしをしよう
毎日の生活の中で、「季節」を感じることはありますか?
目の前のことに追われて、気づいたら季節が変わっていた。
コンピューターや便利な機械に囲まれて自然から離れてしまっている。
そんなとき、古くから日本に伝わる季節の行事を生活に取り入れることで、季節を感じてみませんか?
節分、ひな祭り、お月見、年越しそば……
おなじみの行事にも、みな由来があり、さまざまな願いや知恵が込められています。 続きを読む 四季を楽しむ暮らしをしよう
季節と関連の深い暦に「二十四節気」があります。
これは中国から伝わってきた暦で、1年を24の季節に分けて、それぞれの節目の日に名前をつけたもの。
今のカレンダーでいうと、毎月5日ごろと20日ごろになります。
「立春」「夏至」「秋分」などはおなじみですが、そのほかにも美しい名前の暦がたくさんあります。
4月の「清明」、6月の「芒種」、10月の「霜降」などは、漢字から内容が想像できますよね。 続きを読む 季節の行事に込められた願い
1年も終わりに近づいた12月の22日ごろには、1年でいちばん日が短い「冬至」があります。
この日は、カボチャとこんにゃくを食べてユズ湯に入るのが昔からの習わしです。
カボチャで栄養を摂り、こんにゃくの食物繊維で体にたまった毒素を出し、ユズ湯で温まる――。
とても理にかなった、健康的に過ごすための知恵なのです。
カボチャは小豆と一緒に「いとこ煮」にするのがおすすめ。
がぼちゃ、小豆共に自然な甘みを持っているので、お砂糖は少しで大丈夫です。 続きを読む 冬至に1年をふり返ってみませんか?
年末のビッグイベント、クリスマス。
いたる所でクリスマスソングが流れ、イルミネーションやツリーも見ごたえがあります。
賑やかなクリスマスも楽しいですが、白やシルバーを使った落ち着いたオーナメントやキャンドル用意して、静かに過ごす大人のクリスマスもいいものです。
各地で開催されるイルミネーションを巡るのもこの時期ならではの楽しみ。 続きを読む 年末は予定が盛りだくさん!
今年もいよいよ残り数日、という時期になったら、お正月の用意を始めます。
自宅で餅つきをする場合は、12月29日に行う家が多いようです。
昔は臼と杵でついていましたが、現在は餅つき機を使うことの方が多いようです。
ついた餅は餅とり粉をまぶして丸めたり、のし餅にしたりします。
鏡餅用のものは、餅取り粉が多いとカビが生えやすくなるので要注意です。 続きを読む お正月の準備はゆとりをもって!
大晦日の夜、1年の締めくくりには「年越しそば」を食べます。
大晦日の夕食に食べるか、それとも年の変わる深夜0時近くに食べるかは、ご家庭によって違うかもしれません。
由来には諸説ありますが、共通しているのは願いを込めて食べるということ。
商売繁盛や長寿・健康を願うほか、運気を上げ、厄払いの効果があるとも言われています。 続きを読む 年越しそばで新年の幸せを願う
民話の「かさこじそう」は、大晦日の夜の出来事をかいたお話です。
貧しいおじいさんが、かさを街に売りに行ったものの、全く売れません。
帰る途中、雪をかぶって寒そうにしているお地蔵様を見かけます。
おじいさんは、お地蔵様にかさをかぶせ、足りなかった一体には、自分の手拭いをかぶせました。
その話を聞いたおばさんは、「それは良いことをした」と喜びます。 続きを読む 「かさこじぞう」に学ぶ1年の過ごし方
季節を感じて生きることは、気持ちにメリハリをつけ、心を豊かにする効果があります。
デジタルなものに囲まれ、エアコン完備の環境で過ごさざるを得ない現代の私たちは、つい季節を忘れてしまいがちです。
便利だけれど、何か物足りない。
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
昔ながらの季節を楽しむ習慣を知り、それを生活に取り入れることは日々移り変わる季節を意識するのにとても役立ちます。 続きを読む 季節が生活を豊かにする!
一年の始まりである正月は、身も心も引き締まった感じがしますよね。
楽しい行事も盛りだくさんです。
おせち料理は、伝統的なお祝いの食事。
ひとつひとつに、おめでたい意味が込められています。
黒豆は「まめに働き、まめ(丈夫)に暮らせるように」。
数の子は「子孫繁栄」。昆布は「よろこぶ」。 続きを読む おせち・七草で昔の知恵を感じよう!