「理学療法士の資格」カテゴリーアーカイブ

理学療法士の将来性はどう?

理学療法士は昭和40年に法律ができ、資格のある職業として認定されたのものです。

理学療法士の免状を持って修業している方々は、全国で約1万6000人といわれています。

現在までは、医療関係施設、例えば、病院や医院、リハビリセンターといった場所での勤務がほとんど、という専門職でしたが、この先は、福祉関係に幅が広がるのではと、予想されています。

高度救命医療が発達し、事故や重篤な疾患でも命が助かるという現代。

それに伴った後遺障害は、リハビリなどによって克服しなければなりません。 続きを読む 理学療法士の将来性はどう?

理学療法士協会とは?

理学療法士協会(社団法人 日本理学療法士協会)は、昭和41年7月17日に有資格理学療法士110名によって結成された協会で、昭和47年1月には厚生省から社団法人としての許可がされたものです。

現在は学術研究団体として認められ、世界理学療法連盟(WCPT)へも加盟しています。

この協会の会員数は、2007年4月現在で約43,600名、国民の2,800人に一人という割合の数となっています。

さらに、現在、理学療法士の養成施設なども多くなっていることから、さらに充実した人員が確保できるのではないかと推測されます。 続きを読む 理学療法士協会とは?

理学療法士に必要な資質

理学療法士の仕事は、身体や精神に障害を持った方々が、日常生活をできるだけ円滑に行えるように、また、元の運動能力に出来る限り近づけるように訓練をしていく、という仕事です。

怪我や病気などによって、今までとは同じに動かない身体を抱え、不安でいっぱいな患者さんへのリハビリは、時に大きくつまづくこともあります。

動かないことへの不安、また痛みへの不安、このまま動かないのではないか・・という精神的な不安。

患者さんの心ははたで見ているよりも、本当に複雑だと思います。

頑張れ、ということは簡単です。 続きを読む 理学療法士に必要な資質

理学療法士と患者さんのご家族

病気によって、また怪我などによって障害をもった方々。

また先天的に障害を持った方々。多くの方々が、理学療法士の下へリハビリに通います。

それぞれにご家族がいて、それぞれに悩んでいることは違います。

突然の事故によって息子さんの左半身が麻痺、という患者さん。

今は、医師の治療も終了しリハビリに熱心に通う毎日です。

患者さんは若く、車椅子の生活よりも、足を引きずってでもいいから歩きたい・・という希望に燃えてのリハビリです。ですが、お母さんは、まだこの現実を受け止める力を持っていません。 続きを読む 理学療法士と患者さんのご家族

理学療法士が伝える言葉は魔法の言葉

理学療法士は身体や心に障害を持った方々のリハビリをします。

日常生活が円滑にすごすことが出来る、また食事や排泄、入浴などが円滑に出来ることは、患者さんの自身になりますから、まずは、日常生活をどこまで出来るか、ということを訓練するのです。

理学療法士の言葉は魔法です。

足のリハビリをするときに、小学校高学年のお子さんは泣きながら棒に捕まっています。

もうできない!痛くてできないよ!と泣き喚いています。

お母さんは、そんなこと言っていると歩けなくなるわよ!頑張りなさい!と叫んでいます。 続きを読む 理学療法士が伝える言葉は魔法の言葉