「ご先祖様ありがとう」カテゴリーアーカイブ

先祖供養は何回忌でやればいい?

親しい人が亡くなった際、法要を行う日が決まっています。

まず、四十九日。

亡くなってから四十九日はまだ現世にいるとされ、あの世に旅立つ四十九日に法要を行います。

次に一周忌。

亡くなってから丸一年です。

次に三回忌。

これは亡くなって丸二年で、一周忌の翌年になるので注意が必要です。

この辺りまでならまだ覚えていられるでしょう。

亡くなってから七日ごとに七十七日まで行うこともありますし、新盆などもあります。

毎年命日には供養したいものですが、三回忌以降は毎年法要を行う必要はありません。 続きを読む 先祖供養は何回忌でやればいい?

先祖供養にお坊さんは必要?

先祖供養を行う際、お坊さんにお願いした方がいいのでしょうか?

法要を行う際、お坊さんに来てもらってお経をあげてもらうこともあります。

また、お寺に参拝して、一緒に手を合わせて供養してもらったりもするでしょう。

宗教や宗派によっても違います。

寺院や地元の方などに聞いてみてください。

宗教などに入っていなくても、お坊さんをお願いすることは可能です。

無宗教でもお墓があれば、その霊園に言えば紹介してくれたりします。

お坊さんにお経をあげてもらえれば、それだけ供養した気にもなるでしょう。

しかし、必ずお願いしなくてはならないというわけではありません。 続きを読む 先祖供養にお坊さんは必要?

日本の仏教と先祖供養

日本で最も多く信仰されている宗教は、仏教です。

元来、仏教では先祖供養という考え方はありませんでした。

お釈迦様から始まる仏教では、人は輪廻転生を繰り返します。

死んでも再び生まれ変わるのです。

ですから、死は終わりではありません。

インドのガンジス川では、亡骸を川辺で焼いてそのまま川に流します。

そうすることで、生まれ変われると思われているからです。

そのため、親族はそこまで悲しがりません。

亡くなった人は、新たな旅立ちなのですから。 続きを読む 日本の仏教と先祖供養

キリスト教の先祖供養

キリスト教には、先祖供養という考え方がありません。

先祖を敬うことはしますが、拝むようなことはないのです。

キリスト教では、神様はキリストのみです。

崇拝してしまえば、亡くなった人が神格化してしまいます。

それはキリスト教のような一神教では許されないのです。

お墓参りという行為も存在しますが、決して重要視はされません。

亡くなった人は神の元で安らかに暮らしている、と考えられています。

そのため、お墓参りでは故人に思いを馳せ、神様に感謝の気持ちを捧げるのです。

また、お墓や亡骸も重視されていません。 続きを読む キリスト教の先祖供養

五供を供えて先祖供養

先祖供養には何をお供えしたらいいのでしょうか。

宗派によっても違いますが、一般的には『五供』と言われる五品です。

まずはお香です。

法事などでは粉状のお焼香で香を焚きますが、普段はお線香を用います。

香は私たちの身と心を清め、邪気を寄せ付けないようにする、という意味があります。

お墓では束で供えることが多く、火を点けて線香置きに供えます。

お線香に点いた火を消す際、息で消してはいけません。

お線香の向こうには仏様がいて、そこに向かって息を吹きかけるようになってしまうからです。 続きを読む 五供を供えて先祖供養

先祖供養は何を着ていけばいい?

先祖供養を行う際、何を着ていけばいいのか、悩む人もいるでしょう。

先祖供養がお墓参りだけなら、特に何を着ていっても構いません。

ただし、お墓に行くのですから、ある程度はちゃんとした格好にしましょう。

あまりに派手な服や、ドレスなどは当然ですが控えます。

別にカジュアルでも構いませんが、常識ある範囲にしてください。

お墓がお寺にあるようなら、お坊さんに挨拶したり、参拝したりもするでしょう。

そのときに、恥ずかしくない格好にします。

お墓参りだけならそこまでこだわらなくても大丈夫ですが、法事があるとそうもいきません。 続きを読む 先祖供養は何を着ていけばいい?

先祖供養はいくらかかる?

先祖供養を行う際、自分たちでお墓参りに行くだけなら、大したお金はかかりません。

しかし、法事など行うなら、それなりの額がかかってしまいます。

まず、お寺へのお布施です。

葬儀を行う場合、葬儀代と戒名を付けてもらうので、数十万円かかります。

その後、四十九日や一周忌の法事でも、お坊さんにお経をあげてもらうのなら、お布施を用意しなくてはなりません。

平均で1~3万円になります。

三回忌以降は、あまりお坊さんを呼ぶことは少ないようです。

お坊さんを呼ばなくても、卒塔婆を用意する際は、お寺にお願いします。 続きを読む 先祖供養はいくらかかる?

先祖供養に良い日ってある?

先祖供養を行う際、日程を気にしますか?

お墓参りだけなら、それほど気にしないでしょう。

お彼岸やお盆、命日などは日を選びません。

大体、決まった日に行います。

しかし、法事だと日を気にする人も結構います。

日とは、六曜のことです。

『この日は仏滅だからやめておこう』

『やっぱり友引に法事はないよね』

そんな風に考えてしまって、なかなか日を決められなかったりもします。 続きを読む 先祖供養に良い日ってある?

法事はその日じゃないとダメ?

故人が亡くなってから、四十九日や一周忌などで、法事を行います。

しかし、皆が必ず集まれるとは限りません。

平日ともなれば、来られない人の方が多いでしょう。

仕事や学校などあるでしょうから。

都合が合わせられればそれに越したことはないのですが、難しければ少しずらしても構わないことになっています。

ただ、ずらすにしても前倒しするようにしましょう。

後ろにずらすのは避けてください。

今では多くの人が、土日に法事を行うようになっています。

そのため、お坊さんも土日が忙しく、その都合でずらさなくてはいけない場合もあります。 続きを読む 法事はその日じゃないとダメ?