自然の驚異を畏怖と捉え、良いこと悪いことすべてを神の仕業と受け止めるのが日本の神道の根本にある考え方ですね。
これを大和武尊命の伊吹山遠征に当てはめるとよく分かります。
たとえば大和武尊命の神具であった草薙剣は、元々、素盞鳴尊命(スサノオノミコト)が奥出雲でヤマタノオロチを退治した時、その尻尾から出てきた剣ですが、奥出雲は砂鉄の名産地で、古来、たたら製鉄の盛んなところです。
この奥出雲には斐伊川が流れており、大雨が降ると度々、氾濫を起こしていました。 続きを読む ヤマタノオロチは川の氾濫から