よく聞くこのセリフ、実は歌舞伎の中のセリフなのです。
三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)という演目の中に出てきます。
この話は和尚吉三とお嬢吉三、お坊吉三という三人の吉三と名乗る盗賊の物語です。
この中でお嬢吉三が夜鷹から百両もの小判を強奪したときのセリフで、冒頭部分から有名です。
『月も朧に白魚の篝(かがり)も霞む春の空 続きを読む こいつぁは春から縁起がいいわい
よく聞くこのセリフ、実は歌舞伎の中のセリフなのです。
三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)という演目の中に出てきます。
この話は和尚吉三とお嬢吉三、お坊吉三という三人の吉三と名乗る盗賊の物語です。
この中でお嬢吉三が夜鷹から百両もの小判を強奪したときのセリフで、冒頭部分から有名です。
『月も朧に白魚の篝(かがり)も霞む春の空 続きを読む こいつぁは春から縁起がいいわい
5円玉は『御縁』があると言われ、縁起が良いとされています。
神社などの縁結びのお守りで、5円玉に赤い紐が結ばれたものも見たことがあるでしょう。
ご縁というのは縁談など、男女の縁のことをよく言います。
しかし、縁とはそれだけではありません。
人と人との繋がりも縁ですし、人と物の繋がりも縁です。 続きを読む ご縁がありますように「5円玉」
茶柱が立つと縁起が良い。
聞いたことあるかと思います。
実際に立っている茶柱を見たことがありますか?
あまり見たことがないかもしれません。
しかし、縁起が良いのであれば、立たせてみたいですよね? 続きを読む 茶柱が立つ、立たせる!
時代劇などで、ご主人が家を出る際に奥さんが火打石でカチカチと鳴らすシーンを目にしたことがあるかと思います。
これは厄除けのために行っていました。
昔から火には呪術的な大きな力が宿っていると信じられていました。
火は清浄なものとされ、魔除けの意味もありました。
江戸時代では無事に帰ってくるようにと、危険な職に就いている人や、職人、花柳界の人などが出かけるときには火打石で火花を出して見送りました。 続きを読む 火で守る「火打石と火打金」
新春、デパートは初売りや福袋を求める客でにぎわいます。
福袋は魅力的な商品が金額以上に詰まっていて、お店によってはすぐに売り切れてしまいます。
中身が見られない分、当たり外れももちろんあります。
自分が思ったようなものが入っていなかったり、自分には似合わないような服だったり。
当たるか外れるか、それも含めて一年最初の運試し、といった趣です。 続きを読む 福袋で縁起を招く!
これまでに挙げたように、縁起の良いものというのは多くあります。
しかし、招き猫などのように、言い伝えなどから生まれたものも数多くあります。
元から縁起が良いというのではなく、縁起が良いことが起きた、としてそう思われているものです。
それならば、私たちの身の回りにあるものだって、縁起が良いものがあるかもしれません。
普段使っているペンや、靴、メガネ、パソコン、タンス、スリッパ、コーヒーカップ……。 続きを読む 自分だけの縁起物