履歴書は、採用担当者に面接に来てもらいたいと思わせる勝負のかかっている書類です。
採用担当者は、履歴書で応募者の大枠を把握し、最終的には職務経歴書で実績や経験を見て面接に呼ぶかどうか判断するのが一般的です。
応募先に利益を与える意欲的な人材である事をアピールできる実績や経歴を、わかりやすく整理して記載する事が要求されます。
また、就職後4年程度経っている者の場合は、即戦力として使えるかどうかも判断材料の一つとなります。
履歴書の氏名・住所欄記入のポイントをお話しましょう。
・まず履歴書の一番上の年月日についてですが、郵送なら投函日を記入し、持参するなら提出日を記入します(※元号表記が一般的)。
・元号、西暦は他の欄と統一するよう注意して下さい。
・氏名は戸籍に記載されているとおりに正確に記載します。大きめに楷書ではっきりと記載しましょう。
・「ふりがな」とあれば平仮名で、「フリガナ」とあればカタカナで書きます。名前にひらがなやカタカナのある方も振り仮名は省略せず記載します。
・押印の箇所は、実印でなくても構いません。朱肉を使用して押印します。
・生年月日は、西暦か元号かは他の欄と統一しましょう。年齢は、提出日時点の満年齢を記載します。
・性別は、きれいな丸で囲みましょう。粗い丸は厳禁です。
・住所は都道府県から書き、「丁目」・「番地」・「号」等もきっちり記載します。
・電話は市外局番から記載します。
連絡先は、現住所以外に連絡を希望する場合に記載します。
希望しない場合は、空欄にしておきます。
特に単身者は、携帯電話、FAX番号、メールアドレス、「留守番電話にご伝言頂ければ、折り返し御連絡させていただきます」など連絡がとれるように記載しておきます。
携帯電話などを記載した時は、連絡先の住所欄は空白でかまいません。
なお、在職中の職場の電話番号やメールアドレスを記入するのは厳禁です。