転職の問題点、一番大きな問題は、やはり雇用条件が合わない、つまり受給金額が低い、ということが問題になると思います。
政府も言っていますが、確かに、有効求人倍率は上がっているのです。
それなのになぜ、それは、企業側と、転職者の求める雇用条件が合わない、ということがいえると思います。
また、公務員の方が、民間企業に転職、という場合、「退職前5年間に勤務していた内容に関係する民間企業に、退職後2年間は就職できない」という問題があります。
また民間企業にも、就業規則などにあるように、「退職後一定期間、競業会社への就職を禁止する」となっているのです。
全部がそう、というわけではありませんが、情報の漏洩、などを嫌っての措置のようです。
このことが、「経験」を活かす転職を、邪魔している、という状況につながっているのですね。
さらに、企業側に、「転職者は早期離職する可能性が高い」というイメージがあります。
転職をしたはいいが、これなら前の会社のほうが良かった、という気持ちになる人は、少なくないのです。
転職に満足している、という方はいいのですが、1割程度に、転職先を早期離職している、という方がいるのです。
これはやはり「転職者」の雇用を阻害する行動になると思います。
キャリアを活かしたい、という気持ちで転職をしても、その思いがすべて、活かされる、ということはないようです。
そのギャップに苦しむ、ということも、転職の問題点になりますね。
ある程度、仕方がない、という妥協のできる方はいいのですが、せっかく転職したのに、意味がないじゃないか、という気持ちになってしまう、という問題点もあるようですね。