年功序列が崩れ、世の中は成果主義や実力主義になりつつあります。
役員も年齢や性別に関係なく、能力次第で決まるようになってきています。
ベンチャー企業では、創業時のメンバーとして自分より年下の人が経営陣の一角を担っているということは多々あります。
転職先に、自分より年下の上司がいたり、逆に、自分より年上の社員を部下として配属されるといったことが当たり前になっていくでしょう。
とくに、年下の上司にあれこれ指図されると、カチンと来ることもあるかと思います。
年齢差を意識し過ぎると、相手とギクシャクしてしまいます。
そうならないようにするためには、仕事上の関係だけの上司と部下と割り切ることです。
職場の対人関係には、独特のカラーがあります。
入社仕立ての頃は、社内事情がよくわかりませんから、声をかけてくれる人ばかりと親しくなりがちです。
その中で、その場にいない同僚や上司などのうわさ話や、ときには批判の声が出たりします。
そんな話を聞いて誤った先入観を植え付けられることがないとは限りません。
職場にはウマの合う人も合わない人もいます。
会社の全員と仲良くする必要もありませんが、変な先入観に惑わされることがないよう、しばらくは全員とあたりさわりなく接し、様子を見るほうがよさそうです。