一昔前は、年功序列で、勤続年数が長ければそれなりの役職に付け、年齢が上がれば自然に給料もアップするのが当たりまえでした。
しかし、終身雇用が崩れ、長く勤めたからといって給料は右肩上がりに上がらなくなりました。
会社の業績によっては、高年齢の高給料をもらっている社員がリストラされるということもありえます。
派遣会社も増えました。
特定の会社に永年雇用するという考えではなく、その時代で業績のよい企業に必要な社員を派遣するという合理的なシステムです。
しかも、高齢化社会の到来で、将来十分な年金がもらえる保証はなく、自分の老後は自分でなんとかしなければならない時代がやってきています。
定年を迎えても、先はまだまだ長いでしょう。
働ける限りは働き続けたいと考える人も多く存在します。
このような過酷な状況の中で、私たちは会社に頼ることなく、納得できる仕事を確実に保てるように準備しておく必要があると思います。
社会的に必要とされる技術を身に付け、人材としての価値を持ち続けていかなければいけないのです。
そのためには、自分の適性が何かを知り、やりたい仕事を見つけ、その仕事に就くためのノウハウを得ることが大切です。
まず、自分の適性が何かがつかめなければ、納得のゆく仕事を見つけることも、企業に自分をアピールすることもできないでしょう。