『安産祈願=帯祝い』だと思っている人もいるようですが、そういうわけではありません。
別に腹帯がなくても祈祷してくれるところも多くあります。
腹帯が要らないという人は、持っていく必要も購入する必要もありません。
祈祷してもらうだけで効果はあるはずです。
しかし、腹帯があれば一緒に祈祷してくれるのですから、こだわりがなければお願いしましょう。
腹帯はさらしのようなものです。
巻き慣れないと難しいかもしれませんが、上手く巻ければお腹が固定されます。
コルセットやガードルなどもありますが、神社によっては帯でないと祈祷してくれないところもありますので、確認が必要です。
昔は妊婦さんの実家から送られてくることが多かったようです。
そのため、それを持って、あるいは巻いて安産祈願に行っていました。
最近だと神社で購入できるところも多くあり、祈祷する際に一緒に購入する人が多いのだそうです。
その神社特製の腹帯があるところだと、あらかじめ朱印がされていたり、御守りが縫い付けられているものなどもあります。
効力がより大きそうですよね。
祈祷をお願いしたい神社に腹帯があれば、そこで購入するのがいいかもしれません。
ちなみに、出産後に不要になった腹帯は、赤ちゃんの肌着や体を拭いてあげる手ぬぐいなどにも使えます。
神社などでお焚き上げもしてくれますので、感謝の気持ちを込めてお礼参りに行くのもいいでしょう。
祈祷された腹帯は、お守りのようなものなのです。