禅宗の開祖である達磨大師。
その姿を模したと言われているのが、赤いダルマです。
赤い張子で作られていて、目が白目になっています。
片方の白目に願いを込めて黒目を入れ、叶えばもう片方に黒目を入れます。
願いが叶えば感謝の気持ちを込めて奉納します。
基本的に、効果は一年と言われています。
そのため、叶わなかったとしても一年で奉納し、新たなダルマを購入するようにしましょう。
赤色は古来から魔除けの色とされ、達磨大師も赤い衣を好んで着ていたそうです。
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その大師の衣からダルマも同様に、赤い色で作られていました。
しかし、昭和以降になると、様々な色のダルマが作られるようになります。
各地のダルマ市や初詣の出店などでは、赤色だけではなく、金色や白いダルマなども見かけるでしょう。
有名な高崎ダルマでは、各色には意味があります。
商売繁盛を祈願するなら、黒いダルマを選びます。
黒色は置かれた場所に金運を招き、それを安定させる力があるのだそうです。
さらに黒字を招くとも言われているので、商売にはもってこいです。
お店に置いておけば、きっと商売も上手くいきます。
黒いダルマに商売繁盛の願いを込めて、目を書き入れましょう。
きっとその願いが叶って、もう片方の目を入れられる日が来るはずです。
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