昭和の後半から続いてきた日本の結婚式事情が平成の今になって少しずつ変わってきています。
思えば日本の結婚式、バブル経済時に頂点を極めていました。
TVに出ている著名人の司会に始まり、ホテル会場は大広間で招待客は300人、新郎新婦の登場でスモークやドライアイスは当たり前、ゴンドラで降りてくる位は派手でもなく、白い馬車風による入場ぐらいになってサプライズ、お色直しは都合4回、新郎新婦よりも背の高いハリボテのウェディングケーキに入刀してにっこり、なんてことをどこの式場でも見かけることができました。
金をかけることこそ結婚式のステイタスだった時代で、そういった演出が恥ずかしいことであると気が付きつつもステイタスを求める人は高揚した気分のまま、恥ずかしいことをやってのけたわけです。
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実際、そういった恥ずかしい結婚式を上げた人ほど、今、当時の結婚式の話をするとおおいに恥ずかしがっていることが事実を物語っているとも言えます。
同じく、恥ずかしい結婚式をドン引きで見ていた人がいました。当時、家族に連れられて出席した子供たちですね。
彼ら、彼女らにしてみたら、これほどの茶番劇は見るのも耐えないほど恥ずかしいものだったのでしょう。
成長した彼ら、彼女らは結婚式に対してステイタスを求めなくなった変わりにセンスとオリジナリティ、そして現実を求めるようになりました。
それが当世結婚式事情。
適齢期を迎えた娘、息子を持つ親御さんも今時の結婚式、一緒になって考えてみましょうね?
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