中国の厄払いの話

中国にも厄年はあります。

元々、日本の厄年も中国の陰陽道に由来すると言われていますが、中国の厄年は日本のものとは多少違っています。

中国では、自分の生まれた年の干支が厄年と言われているのです。

ねずみ年生まれならば、十二年に一度、ねずみ年が厄年になります。

日本なら年男・年女と、自分の干支は少しおめでたいようにも感じますが、中国では違うのです。

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これは決まった年齢のときを厄年にするのではなく、日々の溜まっていく厄を、十二年に一度、綺麗にするという意味合いです。

大掃除のようなものですね。

厄年の一年間は、厄を除けるために金色か赤色のものを身に着けます。

赤い下着を着ける人が多いようです。

さらに元日である春節から一週間、家から出てはいけません。

赤い服を身に着け、家に籠もるのです。

赤い服や赤い下着には、確かに力があります。

巣鴨には赤い下着しか販売していない専門店もあります。

身に着けていると健康になり、長生きできるのだそうです。

また、台湾では赤い下着で新年を迎えると、運が向いてくるのだとか。

厄除けの効果だけではなく、そんな力も赤い下着にはあるのですね。

厄年を迎える前に赤い下着を何着か購入し、一年間身に着けていれば、厄も除けられるでしょう。

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