よく言い伝えで『〇〇には〇〇がいい』といったことを聞きます。
『風邪をひいたらネギを喉に巻くといい』とか、『蜂に刺されたら、おしっこをかけるといい』『花粉症にはヨーグルトを食べるといい』などあります。
医療が発達していなかった時代、病気を治すのは呪術的な要素が強くありました。
その中でいくつもの療法が生まれ、それが今も伝わっているのです。
しかし、それらの全てが本当に病気を治してくれるものではありません。
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中には逆に症状を悪化させてしまうようなものもあるのです。
民間療法も気をつけて行うべきです。
風邪をひくとネギを喉に巻くといい、というのは本当です。
ネギの中の硫化アリルという成分が入っているのですが、それは抗菌や殺菌作用があり、喉の炎症を抑えてくれるのです。
そのため、湿布として喉に巻けば風邪も治っていきます。
ただし、匂いがきついので、少し躊躇われますよね。
蜂に刺されたらおしっこをかけるといい、というのは嘘です。
アンモニアが毒を中和する、というのですが、実際にアンモニアにはそのような効果はありません。
しかも尿には最初に微量のアンモニアが含まれているだけです。
患部を汚してしまうことになりかねないので、逆に止めておいた方がいい、という話もあります。
蜂に刺されたときは針を取り除き、綺麗な水で洗って軟膏を塗りましょう。
花粉症にはヨーグルトがいい、というのは一定の効果はあるそうです。
ただし直接効くというよりも、腸を整えてくれるのでそれにより体調が良くなり、免疫力が上がり、その結果、花粉症に効果があるのだそうです。
花粉症に効く食べ物というのは、他にも甜茶やシソなどが言われています。
全てのものが全ての人に効果がある、というものではないようですが、人によっては効くものもあるそうなので、試してみてはいかがでしょうか?
民間療法なので必ず効くというものではないですが、試してみる価値はあるでしょう。
ただ、試す前にそれが悪影響を及ぼすものではないかだけ調べてみてください。
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