喫煙者がタバコを吸い続ける理由の一つとして挙げることが多いのが、「タバコは眠気覚ましに有効」という点。
朝起きたらまず、タバコを1本吸って目を覚ましている人は多いようです。
タバコを吸うと目が覚めるように感じるのは、ニコチンが脳に作用して、覚醒や興奮といった変化を起こしているからです。
つまり、ニコチンという薬物によって無理やり脳に変化を与えていたということなのです。
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禁煙をすると、脳へのニコチンの供給がストップしますから、それが原因で眠気を感じるようになります。
この眠気を解消するためにまたタバコを吸ったのでは、この先もずっと、眠気を防ぐにはタバコが必要ということになってしまします。
どこかでこの悪循環を断ち切ってしまえば、その後はタバコがなくても眠気は起きなくなります。
長い目で見れば、その方がいいですよね。
禁煙による眠気は3か月ほどで解消されるそうですから、コーヒーなどのカフェインの活用や、その期間だけ車の運転を控えるなどの工夫をして上手に乗り切りたいものです。
眠気があまりにも深刻な場合には、禁煙外来でニコチンパッチや内服薬の処方を受けるといいですよ。
体内のニコチンを徐々に減らしていくことができるので、強い眠気を感じることなくニコチンなしで起きていられる身体へ変えていくことができます。
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