連作障害とは、同じ作物を同じ畑で続けて作ることで、土の中の栄養素が偏ってしまうことで起こります。
野菜の種類によって、成長する時に必要な栄養素は違います。
同じ畑で作り続けると、その栄養素だけが不足してしまうのです。
また、病気や害虫の被害も受けやすくなります。
連作をすると、作物がうまく育たなくなるので、避ける必要があります。
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特にキュウリやトマト、ナス、ピーマンなどは連作障害の出やすいので注意が必要です。
連作障害防止のための栽培方法が「輪作」です。
輪作では、畑をいくつかの区画に分けて、それぞれに違う作物を植えます。
毎年、場所をずらしながら植えることで連作を避けることができるのです。
ベランダ栽培では、コンテナをずらしていくことで、輪作をします。
どの場所でどの作物を作ったのか忘れないようにすることが大事です。
紙に図を描くなどして、生産計画表をつくるとスムーズな輪作ができますね。
連作障害を起こさないために必要な期間は野菜によって違います。
これを「輪作年限」といいます。
1年空ければ再び同じ野菜を作っても大丈夫というものから、4-5年は空ける必要のある野菜まであるのです。
そのようなことも考えて、計画的に家庭菜園を楽しんでください。
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